年金受給資格期間10年に短縮!  わかりやすい2017年度新予算案解説 

こんにちは。

産婦人科医FPのドクターパートナーシップです。

発表された新予算案の事業はどんな目玉かご存知ですか??

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奨学金が給付型奨学金になるやら保育士・介護職の処遇が改善するなど言われていますが

注目してほしいのは

年金受給資格期間が25年から10年に短縮されるというところです。

もともと日本という国は25年間年金保険料を納めないと

1円も年金がもらえない仕組みなんです。

しかし、年金受給に必要だった保険料の最低納付期間の25年というハードルがあまりにも高くて、

年金保険料を支払うのはナンセンスだという風潮が強くなってきたので

最低納付期間を10年にしてハードルをかなり下げることで、

問題とされていた年金保険料の不払いに歯止めをかけようということですね。

政府側の表側の意図としては

無年金者を救う!

ということですね。

日経新聞を参照すると

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H4R_W6A111C1EAF000/

↓↓↓↓↓↓

2016年11月16日に参院本会議で、改正年金機能強化法が全会一致で可決、成立された。

年金の受給資格を得るために必要な保険料の納付期間を25年から10年に短縮するというもの。

来年10月から約64万人が新たに年金を受けられるようになる見通し。

新たに受給できるようになるのは、保険料を払った期間が10年以上25年未満の人。受給期間は保険料を納めた期間や免除された期間を合計する。無年金の人の救済につながるが、過去にさかのぼって受け取ることはできない。

年金額は保険料の納付期間に応じて増える。国民年金の場合、加入期間が10年で月約1万6千円、20年で約3万2千円。40年で満額の約6万5千円と比べて支給額は低い。

今回の対策は、2015年10月に予定していた消費税率10%への引き上げと同時に実施する予定だったが、安倍政権による増税延期に伴い先延ばしされていた。ただ、受給資格期間を10年に短くしても約26万人が無年金のままだという。


この法律によって

保険料の支払いが今まで25年に満たなくて、年金を受給できなかった方々が

10年支払うことによって年金を受給することができるようになり、

新しく64万人が年金を受給できるようになる

だから皆さん、年金保険料を支払いましょう!

という話ですが、

10年の保険料支払いで年金が受給できるんだ!!

と喜んではいけません。

10年納めてももらえる年金額は月額約16000円です。

これまでは最低納付期間の25年間で約4万円に比べると、期間相当の金額です。

しかし、たったこれだけです。

16000円もらって、高齢者は一体生活できるのでしょうか??

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この法律の裏側の意図を解説いたします。

もともと25年間の納付ができなくて年金受給が出来ない人は

1円も年金がもらえないので、

将来的に生活保護をもらいやすいわけなんです。

生活保護は基本的には、国税です。
生活保護費の75%は国庫負担金として自治体に交付されるものです

これが10年に短縮されたら、

政府側は国庫の生活保護財源を切り崩さずして、

年金の方の財源を突っ込めます。

つまり、将来的に生活が困苦して生活保護を受けたい!という人が来ても、

年金16000円の受給があるために生活保護の受給が断られる可能性があるわけです。

生活保護受給の条件は

① 今現在手持ちのお金がわずかな状態で、生活に困窮していること

② すぐに現金化が可能な資産を持っていないこと

と言われており、

例えば、

東京23区の場合、単身世帯に支給される保護費はおおむね1か月あたり13万円程度。

あなたが現在働いていない場合、今の手持ち残額で1か月間の生活ができるかがポイントとなります。

16000円の年金があるために、手持ち残額が多少足りなくても、

働けば何とかなりますよね?

と言われて終わりです。

16000円をもらうくらいなら生活保護を受ける方がいいのではと言う人が将来的にでてくるでしょう。

この改正された法律は生活保護の受給を回避するための意図があると思われます。

日本は「過保護な国」をやめる方向にどんどんシフトしていっています。

あなたは自分の身は自分で守らなければならない。

自分の家族を自分の手で守らなければならない。

将来の年金の代わりになるものを今から創っていきましょう。

私も少しでも優良な情報を提供していきます。

 

ドクターパートナーシップ

 

投稿者: ドクターパートナーシップ

大阪育ちの現役産婦人科医・投資家。株式会社Dr. Partnership 代表取締役。産婦人科医院開業準備中。「豊かな人財を家庭内教育で輩出する」をテーマに産婦人科治療に関わりながら、Financial Plannerとして医師を中心に、家族で将来のために堅実に投資する「家族投資」を提案しています。主に医師・看護師・助産師・サラリーマン・経営者の方々のプランニングをしています。資産運用・漫画・旅行・グルメをこよなく愛しています。

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