衝撃的に絶望する日本のホテル事情

こんにちは!

産婦人科医FPのドクターパートナーシップです。

 

今日は外国人が心底失望する日本のホテル事情について書いてみようと思います。

ずばり日本には高級ホテルが全くと言っていいほど足りていません。

このままでは外国人の富裕層に見捨てられるかもしれません。

 

2007年に800万人強、2013年に1036万人だった訪日外国人観光客は、なんと2017年には2404万人にまで膨れ上がっており、今も日本を目指す外国人観光客は右肩上がりで増え続けているのです。

安倍政権は2020年に4000万人の訪日外国人観光客を目指しています。

「国際観光収入」のランキングでは、日本は2013年に世界第19位でしたが、2015年には第12位までランクを上げており、順調に「観光立国」に向けて成長しています。

 

少子高齢化によって社会保障が思い負担となっているこの国では、「観光産業」こそ大きな希望であり、国民総出でここを盛り上げていく必要があると思うのですが、衝撃的な数字に気づいてしまいました・・・

 

 

Five Star Allianceという有名な「5つ星ホテル」の情報サイトがあります。

そのデータによると、世界139カ国に3236軒の「5つ星ホテル」があります。

 

日本はどうかというと、このサイトに登録されている「5つ星ホテル」はわずか28軒しかありません。これは、ベトナムの26軒を少し上回る程度です。

 

「超高級ホテルの数なんてそんなものじゃないの??」と思うかもしれませんが、

実は外国人観光客が年間2900万人訪れているタイには110軒の「5つ星ホテル」があります。

バリ島だけでも42軒です。

年間3200万人訪れているメキシコにも93軒の5つ星ホテルがあるのです。

年間2400万人の観光客が訪れ、経済大国であるはずの日本に、タイの4分の1、メキシコの3分の1しか「5つ星ホテル」が存在しない

 

やばくないですか??? 日本の「5つ星ホテル」の少なさ・・・

明らかに、日本が国際観光ビジネスを重視してこなかったために遅れをとっているのです。

 

タイはすごいですよ。

2900万人の観光客しか来ておらず、物価水準も先進国の半分以下であるにもかかわらず、タイは世界第6位の観光収入を稼いでいます

日本はまだまだ底力があるはずです。

 

では、これから安倍政権が目指す訪日外国人4000万人が満足する観光を実現するためには一体何軒の「5つ星ホテル」が必要なのでしょうか?

 

Five Star Allianceに登録されている3236軒の「5つ星ホテル」がある139カ国を訪れた外国人観光客数は11億4907万人(2015年)ですので、

 

11億4907万人÷3236軒=35万5090人で

 

1軒当たりの外国人観光客は35万5090人と計算できます。

 

つまり、2020年に4000万人の訪日観光客を目指している日本には、最低113軒の5つ星ホテルが必要となります。2030年の6000万人だと169軒!!です。

 

そして、どれだけ国際観光収入を稼げるかを示す数字がないか探していたら衝撃的な数字を見つけてしまいました。。。

 

世界各国の国際観光収入と「5つ星ホテル」数の相関関係を分析した相関係数は91.1%です。

 

つまり、「5つ星ホテル」が極端に少ない日本は「かなりの稼ぎ損ない」をしていることになります。非常に残念です。

 

1泊数千円の宿に泊まるバックパッカーが1人来るより、1泊10万円のホテルを利用する富裕層に来てもらったほうがよほど稼げるのは当たり前です。

富裕層は、ホテルに限らず、あらゆる観光資源にたくさん支出してくれる存在なのです。

一回の訪日で2000万円、日本に落としてくれる中国人もいるくらいです。。。

 

お金持ちがもっと来たくなるようにするのが、日本においてとても重要です!!

 

恐ろしいことに、アメリカにはなんと755軒の「5つ星ホテル」があり、これは、全世界の「5つ星ホテル」の23.3%を占め、断トツの世界一なのです。

一方、フランスの「5つ星ホテル」はタイよりも少し多い125軒しかありません。

 

実際、アメリカは国際観光客数では世界一のフランスに及ばす第2位ですが、国際観光収入では圧倒的な世界一です。

一方、フランスは世界で最も外国人観光客が訪れているのに、国際観光収入では第4位に転落しています。

1人当たり観光客収入で見ると、アメリカは世界第6位なのに対し、フランスはなんと世界第108位にすぎないのです。ちなみに、タイは第26位です。

日本の国際観光収入はベスト10入りが目前まで上がってきていますが、「1人当たり国際観光収入」で見ると世界で第46位という低水準です。残念ですが・・・

 

つまり、多くのおカネを費やす「富裕層」を迎え入れる体制の差が、そのまま1人当たり国際観光収入の差になっているのです。

 

日本についてみていきましょう。

 

都市別に見ると、東京にある5つ星ホテルは18軒で、世界21位です。(すごい!)

興味深いことに、東京は観光都市ランキングでは世界17位です。

 

このように見てくると、日本には2400万人もの外国人観光客がやってきているが、彼らはそれほどお金を使ってくれていないという問題が浮かび上がるのです。

むしろ、

お金を散財したい富裕層観光客が、気兼ねなく散財できない環境である!

というのが日本の大問題です。

 

その象徴がまさに「5つ星ホテル」なのです。

せっかくお金を使うことに抵抗がない人がやってきても、安いホテルしかなければ、そこに泊まるしかありません

 

それどころか、「ホテルのしょぼいから別の国に行こう」と考える人が富裕層がいるのは、事実なのです!!

 

このような富裕層が散財できる国創りこそが、「稼ぎ損ない」を防ぎ、日本を更に盛り上げるために必要なのです。

(私は早急にカジノを設置すべきだと思います^^)

 

「観光大国」と呼ばれる国として、アメリカ、中国、スペイン、フランス、イギリス、タイ、イタリア、ドイツ、香港などが挙げられます。

それらの国の特徴として、さまざまな収入、さまざまな志向の観光客を迎え入れる環境が整っているということが挙げられます。

 

つまり「多様性」が求められているということ。

 

バックパックを背負って「貧乏旅行」をする若者やショッピングと食事目当てでやってくる近隣諸国のツアー客だけでなく、自家用ジェットでやってくる世界の富豪まで、様々なタイプのお客さんが楽しめる「多様性」を創っていかねばなりません。

 

しかし、残念ながら今の日本の観光には「多様性」がないと言われております。

それは「1億総中流社会」のなかで誰もが楽しめ、誰もが泊まれることが最も重要視されたので、あらゆるサービスが低価格帯に固定化されてしまったのです。

 

国民が楽しむだけのレジャーとしての観光ならそれでいいのかもしれません。

しかし、沈みゆく国となっている日本を再生するには「観光」が、「庶民のレジャー」であってはいけないのです。

 

国民総出で「観光」を「産業」にしないといけないと私は思います。

私はインドに2回行っていますが、彼らは本気で外国人をカモりにきていました。

街を歩いていると営業ばかりで辟易することもありました。

 

日本がそうなれとは言っていませんが、「どうやれば外国人がお金を落としてくれるだろうか?」と考えて行動する様は国民一人一人が見習うべきです。

 

もう何でもかんでも守ってもらえるような日本じゃありません。

成長できない個人・会社は置いて行かれるというのが、日本の国家戦略です。

「一部の富裕層」と「一億総下流」の二極化に進んでいる日本です。

 

人口が減少していくなかで、外国人観光客を対象とした「産業」に各人が意識的に取り組む必要があります。

日本が「観光大国」になるには、貧乏人から大富豪まで老脈男女が楽しめる「多様性」を創っていかねばなりません。

 

「5つ星ホテル」を増やすことは、日本が早急に手をつけなくてはいけない改革のひとつです。

 

実際、大阪の不動産市況では、ホテルと不動産会社の土地争奪争いが繰り広げられていますが、これは不動産を買いまくりたい私としては良い立地がホテルにとられていくのは忸怩たる思いが募りますが、国にとっては最重要の命題なので仕方ないですね。

 

そのような中で、どうやったらホテルの一部屋を所有できるオーナーになれるのかも考えています☆

 

日本はまだまだポテンシャルがある国だと信じています。

私も医療・不動産を通して観光産業に貢献していきたいと考えている今日この頃です。

どんどん世の中は進化しています。

乗り遅れないようにするので精一杯です。

 

日本を世界に誇る観光国にしたいですよね^^

 

本日は以上です。ありがとうございました。

 

ドクターパートナーシップ

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪育ちの現役産婦人科医・投資家。株式会社Dr. Partnership 代表取締役。産婦人科医院開業準備中。「豊かな人財を家庭内教育で輩出する」をテーマに産婦人科治療に関わりながら、Financial Plannerとして医師を中心に、家族で将来のために堅実に投資する「家族投資」を提案しています。主に医師・看護師・助産師・サラリーマン・経営者の方々のプランニングをしています。資産運用・漫画・旅行・グルメをこよなく愛しています。